みかん・柑橘の味を比較

うちで収穫できる柑橘をわかりやすく比較してみました。あくまでも個人的見解です。あしからず。

　
酸味・甘み・旨みで相対比較

この３つで比較しました。柑橘それぞれに独自の味わいがあるので、個人的な好みも分かれると思います。ですので相対比較は難しいのですが、以下の表のように私なりにまとめてみました。

旨みと甘みの不知火（デコポン）

『不知火（デコポン）はすっぱいよ～！』　という声が聞こえてきそうですが・・・

酸味が抜けきれずにすっぱいのもあるのが不知火の特徴ですが、糖度１５度以上になる不知火は絶品です！！　これは見た目ではわからないので糖度センサーで選果されたものでしか見つけられない。

うちでは、１５度以上の発生率は

Lサイズで５％・３Lサイズで２０％ぐらいとかなり稀少です。市場では大きいものが高価になります。それは大きいものが甘い傾向が強いといった理由からです。

うちの箱詰め不知火は１３度以上のものを選果していますので、運が良ければ１５度以上にも巡り合えるかも。

酸味が旨みに変わるとき

このグラフの酸味側で旨みが少ない極早生と河内晩柑ですが、極早生は９月・河内晩柑は５～７月に食べます。

この時期は暑いですよね。暑い時期には酸味があってジューシーなこの２つはけっこう美味いです。

酢の物が美味しいというのと同じ感覚ですね。

５月から柑橘類はほとんど出回らす、河内晩柑（ジューシーオレンジ）はリピーターのお客さんが多い商品です。

柑橘それぞれの個性

晩白柚とパール柑は房や粒の大きさからプリプリとした食感も相まって甘さが弱くても美味しい。

ネーブルは酸味と甘みが調和した独特の旨みがある。

ぽんかんは甘みと芳醇な香りが美味さを引き出している。

早生ミカンは、１０月ごろの体が欲する酸味と甘みのバランスに応える、味が良い。

晩生みかんは、１２月の木成り完熟の甘さが美味い。

スウィートスプリングは２月まで木成り完熟させているものは、酸味が抜けたスッキリとした爽やかな甘さがたまらない。

このように、柑橘それぞれに独自の味わいがあるので、個人的な好みも分かれると思います。

是非、自分の好みの柑橘に巡り合ってみてください。