おすすめの熊本の美味しい柑橘

　１月になり、いろいろな柑橘類が出回り始めました。そこで、今回はうちで取り扱っている商品の中からになりますが、私の個人的に好きな柑橘Ｂｅｓｔ５をご紹介します。
　
１位：ぽんかん

こちらは有名なデコポンの父親になります。（母親は清美という中晩柑）

デコポンのポンは、ぽんかんから取られています。

このぽんかんの甘みがデコポンの甘みに継承されているのですが、ぽんかんは色目がいいものは、ほぼ甘いです。当たり外れが少ないです。また、芳醇な香りと甘さが相まって、非常に美味しいです。

熊本でも１２月の寒波で落ちてしまうので、収穫されますが、保存による追熟で酸味も抜けて色合いもよくなります。１月に出荷開始される頃はほぼ間違いなく美味しいです。

また、芳醇な香りと甘さが相まって、非常に美味しいです。
　

２位：不知火（デコポン）

この不知火は甘みと酸味のバランスが良く、旨みがある柑橘です。

この【旨みがある】という柑橘は少なく、稀少です。

 

弟は不知火が一番うまい、と言っています。

ビニールハウスで加温したものが１２月から、ビニールハウス生産のものが１月から、路地ものは２月から販売されます。

　
３位：ネーブル

こちらも甘みと酸味が程よく調和したネーブル特有の旨みがあります。日本版のカリフォルニアオレンジといったほうが、味のイメージがつくかと思います。

皮が少し硬いので、包丁で乱切り（櫛形）か輪切りにして召し上がってください。

 

　
４位：温州みかん　晩生

普通のみかんです。この中で晩生（おくて）と呼ばれる種類は１２月に木成り完熟して旨みがのっています。極早生は９月、早生は１０月の商品で、その時期はまだ暖かい時期でもあり、その時期に応じた酸味が美味しいみかんになりますが、やはり１２月収穫の晩生は旨みがあって美味しいです。

晩生のミカンの中でも『青島』もしくは『尾崎』という品種が美味しいです。

余談ですが、猪が園を荒らしたとき、この『尾崎』だけが食べられていました。

 

５位：晩白柚

こちらは熊本特産の柑橘です。大きさがサッカーボールほどの大きさで、画像は帽子との比較です。

房も大きく、プリプリした食感にファンも多いです。味も香りもさわやかです。

 

 

ランク外：２月に収穫されたスウィートスプリング

 

残念ながら澤田果物では、２０２３年現在１本しか育っていませんのでランク外になります。

（今年に植栽し、３年後にネット市場へ販売する計画です）

　
こちらはあまり馴染みがない方もいらっしゃると思いますが、その名の通り『甘い春』として、２月から収穫されたものが美味！

すっきりとした、さわやかな甘さが特徴です。雰囲気ですがカリフォルニアやイタリアのイメージの甘さで、本当にさわやかです。

残念なことに１２月に収穫する農家さんがほとんどで、２月収穫のものをあまり見かけません。

１２月のものは何の特徴もない柑橘で、お勧めしません！（画像は１２月収穫のもので青みがあります）

やはり柑橘は木成り完熟が美味しく、旬のものが一番おいしい。

近所の子供に色々な柑橘をおすそ分けしているのですが、『これが今までもらったみかんの中で一番おいしい！！』

と言ってくれました。私もそう思います。

　
もし、見つけたら、こちらは外皮が固いので、包丁で乱切り（櫛形）か輪切りにして召し上がってください。３年後をお楽しみに！